平成29年1月1日
ぱんぷきん介護センター
代表取締役 渡邊 智仁
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年のぱんぷきん介護センターとしては東日本大震災による被災した事業所の復旧も終え、“復旧から復興”へ次の一歩を踏み出す段階にくることができました。これもひとえに地域の皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。
さて、石巻圏域における介護現場の実情といたしましては長期化する介護・看護人材の不足と軽度者を中心とした要介護高齢者の増加による需給ギャップが生じている中、地域に住まう高齢者をどう支える仕組みを構築していくのか、もはや一企業の努力だけではカバーしきれない課題であります。今後、増加する認知症高齢者への予防も含めた支援体制や身近な方の介護を行うために、仕事を退職してしまう、いわゆる介護離職など地域包括ケアの実現に向けて取り組むべき課題が山積しておりますが、できるところから着実にひとつ、ひとつ取り組んでいかなくてはならない年と考えております。
また、本年はいよいよ石巻市、東松島市、女川町すべての自治体において介護予防・日常生活支援総合事業が実施される年となります。これらの事業については、ぱんぷきんがこれまでに実施してきた地域交流を各地域で着実に浸透させ、元気高齢者のみならず地域住民や企業の皆様と共に「地域を支える」取組みを進めてまいります。
ぱんぷきん介護センターは地域を支える介護事業者として、地域貢献活動と要介護高齢者への質の高い介護支援までを総合的に提供できる体制を作り、「皆様のお役に立てる」「地域に必要とされる」事業者を目指してまいりますので、さらなるご支援を心からお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご多幸とご健康をご祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。
1月4日にぱんぷきん介護センターの「仕事初め式」がとりおこなわれました。
デイサービスセンターさくらの佐藤所長が代表して所信表明を行いました。
各ステーションの所長主任の皆さんが集まり、新年にあたり決意を新た
にされたことと思います。